介護士の悩みとして多いのは人間関係の問題で、ひとたび悪化してしまうと改善するのが難しいでしょう。人間関係は相手があってこそ生まれるもので、自分がいくら努力をしても改善できないことが多いのです。同僚や上司と折り合いがつかない、職場の雰囲気が殺伐としている、などはよくある悩みでしょう。
改善が見込めず、精神的に辛くなってきたら、ストレスにより体を壊す前に転職しましょう。転職する際には、人の出入りが激しい職場は人間関係が悪いと考えられるので避けたほうが無難です。ただ、入職するまで現実は見えてこないので、求人サイトのキャリアアドバイザーから職場事情を聞くなどの対策をするのが好ましいでしょう。その他、こちらのサイトで転職のコツが分かるため参考にしてみてください。
介護士が抱える悩みは人間関係だけではありません。収入に関する悩みを抱えている人も多く、これは介護職全般に言えることです。サラリーマンの平均年収と比較して50~100万円程度低く設定されているため、生活レベルに直結してしまいます。介護士の仕事は好きだけど、収入が低いという理由で転職を考える人は多いのです。
この悩みは資格取得や夜勤などにより収入を増やすことができますが、こちらもまた高収入な職場や福利厚生が整っている職場などに転職することで解決できます。自分にはどの方法が良いのか、しっかりと考えましょう。
さらに、女性介護士の場合はライフスタイルの変化が悩みになることも多いです。結婚・出産などを機に家事・育児が忙しくなって、仕事との両立が難しくなるという話はよく聞きます。フルタイムで働きながら家事・育児を完璧にこなすのは難しいといえるでしょう。
自分だけで何とかしようとせず、フルタイムからパート勤務に変えたり家族に手伝ってもらったりする工夫が必要です。自分で解決できる悩みは工夫するべきですが、自分ひとりで対処できない問題は周囲に協力を求めて解決するのが得策でしょう。